エンジンオイル マイスターについて 3000AX  1000EPX バイク メンテナンス ガラスコーティング

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DSC06477数年間にわたり、100台以上の車両にマイスターオイルを入れて分かった長所 短所を書きたいと思います。

画像にあるだけでもマイスター ヤッコー アムズオイル ワコーズ レブテック モチュール ホンダ パノリンがありますが、色々使用した経験から明記します。

 

 

 

 

 

当店で入れているマイスターオイルは3つの種類があり、

3000AX 10W-40

1000EPX 5W-30

900FX 10W-40

 

を主に入れていて、90%以上の車両が3000AXを入れております。

3000AX

長所

究極のフリクションロスによる

シフトフィールの向上

燃費アップ

トルクアップ

ノイズ低減

熱ダレしない

長距離の使用が可能(平均的に5000Km~6000Kmの使用が可能)

 

短所

寒い気温(13度以下)だと温まるのが他のブランドのオイル(主にモチュール)より時間がかかる。

車種にもよるが、おおよそ、7分~10分かかる。ただし、温度の上昇が遅い訳ではない、

100%化学合成油なのに、その一点だけは鉱物油の様な感触。

新車に近いエンジンがまだガタついていない車両やホンダなどのCBR系のエンジンは変化を体感しにくい傾向にある。

 

 

1000EPX

長所

圧倒的パワーアップ

トルクアップ

圧倒的吹け上がり上昇

油膜感は実は3000AXよりも上

燃費アップ

寒冷時にも問題なく使用できる

油温が通常の10Wより下がる(平均的に10度以上落ちる 15度落ちた車両もありました)

水温が下がる(平均的に5度下がります)

新車に近いエンジンやホンダのCBR系の車両にも効果をはっきりと体感できる

 

短所

低粘度ゆえ 3000Kmから4000Kmで交換時期を迎える。

 

 

 

900FX (ほとんど使用しておりません)

長所

モチュール300Vよりも高性能なのに、300Vよりも安い 使い心地は非常に良いです。

短所

特になし、(データー不足です)

 

 

 

結果から言うとマイスターオイルはコストパフォーマンスが総じて良く、

100人いたら99人は大満足して貰っています。

 

新車の慣らしを終えて、冬に入る間際に3000AXに交換した、ある1人の方だけが、モチュールと比較して、コールドスタート・その他の部分の性能の件で不満を漏らしていました。

 

冬は燃費が落ちるものです。

コールドスタート関係

空燃費の関係(乾燥するため)

が主な理由なのですが、

さらに、その方は新車の慣らしを終えたばかりで、バイクに対する乗り方の変化も気づいていない可能性が高く、

「柔らかいので、コールドスタートは良好だが、上が持たないオイル」(銘柄は不明)と

「コールドスタート時は硬いが、完全に上まで保護する特別なオイル」との違いが説明しても理解できない方でした。

 

また、新車の慣らしを終わらせたばかりで、エンジンもまだしっかりしている状態でした。

 

結果として「変化が体感できない」「燃費が落ちる」という現象により、残念な評価となってしまったわけですが、

「なぜ他の方が高評価をつけているオイルが自分にとってはダメと感じてしまったのか」ということに疑問を持つこともしなかったようで、

誤解を与えてしまった当方の説明不足が原因と思い、まだまだ精進しなくてはならないと思った次第です。

 

 

マイスターオイル(3000AX)は使用できる期間 距離が他のブランドのオイルに比べて圧倒的に長く、

季節が1回転してしまう可能性があり、そのことをしっかり考慮して使用していただきたいオイルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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