ガラスコートの種類

 樹脂タイプ

一般の方でも施工でき、特別な機材を揃える必要が無く、ある程度の知識で施工できます。

シリコンの素材にケイ素が含有されているものなどがあり、ケイ素濃度によって完成後の膜厚・硬度・耐久性などが変わってくる場合が多いです。

「アクアミカタイプ」に比べ「樹脂タイプ」は膜厚が高く、水を弾いたりする特殊能力を有していたり、基本的に艶が出ます。

当店ではボディ面に使用します。 耐熱性の関係や下回りの掃除の際の扱いかたに耐久性が求められる為、エンジンや足回りには使用しません。

 

当店のインフィニティ ブラストS メタルクォーツNEOなどがこのガラスコートにあたります。

樹脂ガラスコートの詳しいQ&Aはガラスコート販売部門のリアルコーティングのページをご参考ください。

 

長所

● 専用機材を必要としなく、一般の方でも施工できる

 被膜を形成するので膜厚がある(無いものもあります)

● 光沢があがる

● 水を弾くなどの特殊能力があるので見ていて楽しい

● 被膜を形成するので防錆効果が高い

● 汚れが落ちやすくなる

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短所

● 水を弾いたりする場合は、長期間雨ざらしなどで放置すると汚れが蓄積しやすい

● 手塗りなので、細かい部位へ施工できない

 

 

 

アクアミカタイプ

ポリシラザン系とも言われ、基本的にはショップでなければ施工できません。

代表的な商品名に CR-1 や アドバンストクォーツ クォーツガラスコーティングなどがあります。

当店では「グランクォーツ」と言うネーミングの商品となります。

グランクォーツ1

手塗り スプレーガンでの施工が基本となり、当店ではエンジンや足回り、ボディなどに施工します

手塗りでない場合は、特別な機材が必要になり、温度 湿度などが重要になり、密閉空間での施工が必要となります。

本物のガラスに転化するこの液剤はとても不安定で、常にリスクが付きまといますが、施工後は純粋にガラスに転化するため、正しい機材 知識 処方をすれば、耐久性は非常に高いガラスコートとなります。

ほとんどの他のショップが「光沢が上がる」「ツヤツヤになる」「被膜を形成する」「傷がつきづらくなる」「腐食しにくくなる」などと明記してますが、

アクアミカ ポリシラザン系のコーティングはガラス剤はボディ表面ではビーズのような点で存在し、膜を形成しませんので光沢は上がりませんし、腐食防止効果はありません。

どこのショップも明言しませんが、ガラス剤を放置すると粉になります。膜には決してなりません。

よってそのような内容を明記しているショップは間違えといえます。

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←放置後粉になったアクアミカガラスコート剤

 

保管も瓶のみとなり、空気中に液剤を放置すると10分ほどで劣化してしまいます。

 

 

 

ほとんどのショップさんは知りませんが、車やバイクを1台施工する際に、特殊なスプレーガンや設備を使用しない場合、

施工終わりの方は液剤がスプレーガンのカップの内部で劣化していたりします。(当然定着率は下がります)

 

色々な銘柄がありますが、アクアミカ ポリシラザンのガラスコートは完成後の被膜(あえて被膜と書きます)は一様に同じです。

濃度の違いを明記しているショップがありますが、膜ではなく、表面改質系のビーズを展開します。

つまり、どの銘柄も同じ商品とお考え下さい。

重要なのは下地を磨く技術・正しい脱脂・定着率が高い設備機材となります。

 

このガラスコート剤は正しい専用機材と 施工環境 知識が無ければ施工中にガラス剤が劣化し、定着率が著しく下がります。

 

 

長所

● 耐久性が高い(正しい機材 施工環境の場合 )

● 基本的に水を弾かないので長期間でみると汚れを蓄積しにくい(撥水タイプに変換することも可能ですがお勧めしません)

● 汚れが落ちやすくなる

● スプレーガン施工も可能なので細かいところへ施工できる

 ボディに施工した場合は完全な親水(超親水)状態を作り出すことができる(当店のグランクォーツに関して)

短所

● 専用機材を使い、正しい知識が無ければ施工できない

● 膜を形成せず、厚みがほぼ無いのでので施前と施工の見た目雰囲気が変わらない(0.1ミクロンほどといわれています)表面改質効果はあります。

● 下地の状況がそのまま反映されるのでボディに施工する場合は、ポリッシュ作業は必須となる(艶消しは除く)

● 基本的に水を弾かない 見て楽しいガラスコートではない(撥水に変換することも可能ですがお勧めしません)

● 被膜を形成されないのでコート下も錆びるし 腐食する

 

 

 

 

スプレーガンで細部まで施工できる事が長所となるこのタイプのガラスコートは正しく施工できるショップを見つけることが必要となります。

ほとんどのショップが機材の選択ミスをしており、結果として定着率不足を招いています。

詳しくは ガラスコート施工設備に関して をご参考下さい。

 

 

 

 

撥水は樹脂ガラスコート 親水はアクアミカタイプ と考えてもらっても大丈夫ですが、

上記の長所 短所にある汚れの蓄積に関しての補足としまして、水分の乾燥スピードにあります。

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奥が撥水タイプになり、手前が親水タイプになります。

 

 

 

撥水タイプは水がかかると夏場で30分 冬場で50分ほど水滴が蒸発するまで時間がかかります。

その蒸発過程で空気中にあるホコリを水滴が回収し、なおかつ蒸発が進行すると水滴が小さくなり、

最終的にはホコリを凝縮したものをボディ表面に残します。

そのホコリの凝縮などが残っていると、ホコリに水が引っかかり、撥水能力が低下します。

また、汚れも蓄積する理論がここにあります。

ただし、蓄積しても簡単に落とせるので、適度に正しい洗車をする方でしたら楽しいガラスコートでもあります。

 

それに対し、親水タイプに水がかかると 夏場で10分 冬場で20分ほどで水分が蒸発します。

水分が蒸発する理由は水分の表面積にあり、乾燥が速いということは空気中のホコリもあまり回収しません。

また、ホコリの凝縮も撥水タイプに比べて起こりにくいので、雨が降るとボディが綺麗になるというサイクルが起こります。

ただし、見た目で、親水タイプはガラスコートがかかっている感じが全くしませんので、楽しいガラスコートではありません。

そこが長所でもありますが、短所でもあります。

 実際に小雨が降っている状況下での撮影です。DSC05549

この状況下でも画像左側の親水タイプは蒸発が進行しているのがわかります。

 

右側の撥水タイプは当社のインフィニティ 施工後1年経過

屋根なし 野外保管 月に1度ほど軽く洗車するだけの管理で、

その他のメンテナンスは一切しておりません。