ガラスコート施工設備に関して

  純粋なガラスに転化するアクアミカ ポリシラザン系のガラスコートをスプレーガンで施工する場合は正しい機材・洗浄方法が必要となります。

 

まず、絶対必須なものが

純水人体に使う歯ブラシ中性もしくは弱酸性の脱脂シャンプーLED照明器具です。

中古車などをスプレーガンなどで施工する場合は

ボディ表面のとても細かいところにガラスコートすることを目的とします。

つまりその部位の汚れが正しく洗浄できていることが最低限の通過点となります。

 

汚れが付いたままガラスコートしても定着率は著しく下がります。

 

汚れを確認するのに白色のLEDランプが必要になります。

専用シャンプーや、脱脂シャンプーは必ず、中性もしくは弱酸性が必要となります。

ほとんどのショップはアルカリ性のシャンプーと自動車洗浄用のブラシで洗車してしまいます、

アルカリ性のシャンプーを使うと汚れはとても落ちるのですが、

塗装表面はボロボロになってしまいます。

また、ホイールなどの表面がでこぼこした部位は自動車洗浄用のブラシでは汚れは絶対に落ちません。

当店は中性もしくは弱酸性のシャンプーで塗装面等を保護しながら汚れを浮かせて、

なおかつ人体の歯茎などにも入り込む位先端が細い歯ブラシで、念入りに洗浄します。

この作業は新車といえども絶対必須となります。

他のショップで施工される方は 洗剤がアルカリ性か中性か酸性か聞いてみてください。

何度も言いますがアルカリ性は不可です。

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太陽光や蛍光灯で綺麗に見えてもLEDで確認すると

残留している汚れがはっきりと見える場合がほとんどです

 画像は新車のリアホイールです。洗剤を使いスポンジ洗車を念入りに行った後になります。

通常のショップが行うガラスコート前洗車はここで完了し、

このような状態でガラスコートをしてしまいます。

ガラスコート剤は当然定着しません。

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日光などでは一見綺麗に見えるのですが、そこにLEDライトを当ててみると新車時であろうと

チェーンオイルが塗装のホールに入っていることが明確に見えます。

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人体に使う歯ブラシで洗浄します。毛先が細かい繊細な歯ブラシで優しくホールの油を落とします。

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歯ブラシ洗浄後、LED照明チェック時はこのような状態となります。

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すべてのホイールのスポークを一つ一つ丁寧に歯ブラシ洗浄します。

 

 

 

 また、その際にカルキやイオン成分が含まれていない水を使うことも重要となります。

 

ガラスコーティング剤は水分にて反応するので、洗車後に水分を乾燥させる作業があるのですが、

その乾燥過程において、水道水などを直接使うと白い水の跡が残ります。

これがシリカスケールといい、ガラスコーティングした後は除去不能となる場合がございます。

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画像はガラスコーティングしてある部位にフィルターあり無しによってどのような水跡ができるか

実験したテストピースになります。

結果は一目瞭然です。

洗浄フィルター&純水生成器は絶対必須となります。

 

 

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当店は

 

高密度活性炭フィルターAで残留塩素を除去

イオン交換樹脂フィルターで軟水化

活性炭フィルターB通過

純水器で純水化

最終フィルターにてミクロ単位のゴミを除去

洗浄液として使用

 

軟水することにより、シャンプーの能力を最大限発揮し、

純水にすることにより、洗浄後にガラスコーティングの定着妨げになる、イオン成分やカルキなどを排出しません。

当店の浄水器に海水を入れると真水(不純物が一切入っていない純水)になって出てきます。

また、純水は生成時に不純物をすべて取り去りますので、水自体が汚れを回収する性質があります。

つまり純水それ自体で洗浄能力が高い液体というわけです。

(ICチップなどの最終洗浄には純水が使用されます)

 

 

他のガラスコーティング専門ショップで軟水装置のみ使用している所があります。

軟水装置だけでは水道水のイオン成分その他を除去しきれません。

シャンプーの能力は上がりますが、ガラスコーティング定着を妨げますのでご注意下さい。

また、純水を生成する能力も重要になりますので、画像等が載っている場合は能力を調べてみると面白いかも知れません。

洗車につかう液量は1分当たり5Lは使いますので、能力は300L/hは最低限必要になります。

当店の純水生成器はオルガノ製のG-20を使用しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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スプレーガンに関してですが、低圧温風塗装機を使用し、専用のスプレーガンで吹きます。

 

専用のスプレーガンは光触媒などに対応したノズル径が0.5mm前後のものでなくてはなりません。

上記のノズル径の設定が無い低圧温風電動のガンはコート剤を吹きつけするノズルの径がガラス剤に適合しません。

 

 

そのショップが正しい専用機材を使用しているかどうか見分ける方法は(機材の説明が無い店舗は論外ですが)

ブログや施工画像を見れば機材が間違えているかどうかはすぐに判断できます。

 

まずは、スプレーガンに接続されているホースが細いか太いかです。

DSC05059細い場合はコンプレッサーを100%使用しています。コンプレッサーを使用すると、圧縮して開放する際に水分が発生しますので水分で瞬間変化してしまうこのガラス剤は

どんなに室温・湿度管理をして水分除去などを行って、低圧スプレーガンを使用しても、室温・湿度は関係なく、定着率は60%を切ると推測されます

低圧スプレーガンとはその名のとおり、低圧で優しく吹けるガンです。

 

 

 

 

 

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低圧ガンを使用するときはほとんどの場合、ガンとホースの間に小さいメーターが付いています。低圧ガンと高圧ガンの見極めはこのメーターを参考にします。

 

 

 

 

 

 

 

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小さいメーターが付いていなく、細いホースのガンを使用している場合は高圧ガンもしくは低圧ガンのどちらかを使用しているのですが、圧力管理ができていない時点で40%を切ると推測されます。

正常にガラス剤が定着しない可能性が高いという内容です。(イメージは1メートル以上離れて缶スプレーで塗装している感じ)

 

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細いホースを使用している、もしくはメーターがついている場合は、必ずコンプレッサーを使用しているということを知っておいてください

コンプレッサー等で圧縮された空気は開放した際に必ず水分を発生します。細いホースはエアの摩擦を生み、配管内部エアカプラージョイント部スプレーガン内部で結露を起こします。

フィルター等を使用しても、取りきれない水分が必ず発生します。

※コンプレッサーを使用するスプレーガンは内部経路が細いため、スプレーガン内部でも結露が発生します

大気中に含まれる水分量と関係なく、高水準の水分を含んだ気体をガンから放出します。

 

ガラス剤がその水分で塗布時に飛躍的に劣化することを知っておいてください。

 

 

 

太いホースのものはコンプレッサーを使用していないので圧縮空気、空気抵抗による結露が起こりません。

また、温風が出ますので、水分含有率も飛躍的に下がります。

ガンから放出される空気は、大気中に含まれる水分量の半分以下になります。

イメージは髪の毛を乾かすドライヤーです。

 

 

 

 

ホースが太いが、光触媒専用やガラスコート専用のガンを使っていない場合も要注意です。

ホースが太く、光触媒やガラスコート専用ガンを使っていない場合はノズルの径の関係でガラス剤を大量に消費します。

専用ガンをしようしていない場合は放出空気量に対してガラス剤の粒子化が促進されない為、塗布後白濁したりします。

到底しっかりしたコートができない状態になります。

 

 

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当社は最大限のエア経路を確保できるABAC(アバック)社のガンを使用し、ノズル径も最適なものに変更。

また、カップ内部でガラス剤が劣化しないように3MのPPSシステムを導入。

最大限空気抵抗がなくなるようにホースを大径化・カプラーレスを実現してます。

 

通常のスプレーガンに比べて数倍高額なガンですが、ここは妥協できませんでした。

乾燥したエアカーテン内部にガラス剤を優しく乗せ、定着させるこの工法でガラス剤定着率を80%以上に常に保ちます。

ガラス剤を塗布している際は、普通のガンに比べて極端に霧状のものが見えない特殊状態をつくりだします。

 

 

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3MのPPSシステムを採用している理由は、施工中にカップ内部にあるガラス剤が大気と混ざることにより、劣化してしまう事を極力防ぐため、

(酸化しない醤油ボトルと同じ原理で空気中の水分で瞬間劣化してしまうガラス剤を湿気から守ります)

下回りの施工の場合ガンを車体下から当てる為、普通のカップではコーティングできないような部位もカバーするためです。

日本でABAC社のガンに3MのPPSシステムを組み込みガラス剤を施工している業者は当店だけだと思います。

 

 

 

 

 

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アクアミカ ポリシラザン系のガラスコートをする場合 重要なことは正しい機材を選択することが80%以上を占めます。

施工後も目に見えないコートだからこそ、定着率にはこだわらなくてはなりません。

洗浄もきちんとできていない、脱脂もきちんとできていない、専用機材も間違えている場合は定着率20%を切ると推測されます。

洗車の1回目は汚れは落ちるがコートも落ちる。では2回目は?という状況になってしまうわけです。

 

ホースが細いか太いか、ガンに小さいメーターが付いているかいないか、

太いホースの場合は専用ガンか それだけ見ればそのお店の状況が見えてきます。

 

できればコンプレッサーは使用しないほうが良い。

使用するならば低圧スプレーガンを使用することが最低限と当店は考えています。

本当のスプレーガン施工は吹いている際に霧状のものは ほぼ目に見えないということも知っておいてください。

大量に霧状のものがガンから出ている画像はパフォーマンスもしくは間違えた施工となります。

お店がホームページで紹介している機材ではなく、施工をリアルタイムで見れるブログの施工画像に注目するのがポイントです。