ただいま作業中のカワサキH2&作業手順及びその後のケア

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  当店は日本一カワサキH2のボディケアをしているショップだと思います。

H2の正しい傷取研磨、傷を本当に防ぐフィルムガードシステム、強力な能力を発揮するガラス剤と正しい機材でガラスコーティング施工。

 

H2のお客さまから連日お問い合わせの電話が入り、次々と入店→施工→納車しております。

遠い所では九州 愛知 長野 兵庫 栃木などからも予約が入り、車両が持ち込みされ入ってきます。

 

フィルムガードシステムを導入したお客様は皆一様に銀鏡塗装にガラスコーティングをしなくて良かったと言います。

 

念のため申し上げますが、当店はボディケアショップもするバイクショップです。

H2の銀鏡ボディの扱い&ケアが非常に難しく、他のケアショップ技術では対処しきれないということもあり、当店は今H2が非常に多くなっております。

 

雑誌にも掲載されているショップであり、(例 ヤングマシーンなど)

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ガラスコーティングもオリジナルのガラス剤を多数そろえ、ガラス剤も販売するし、施工するプロショップです。

バイク 車 パーツ 問わずガラスコーティングします。

それを踏まえた上で、H2の銀鏡塗装には傷防止目的ではガラスコーティング施工は意味が無いと申し上げております。

はっきり言ってお金の無駄に近いと思っております。

ガラスコーティングを薦めてくるショップはガラスコート業者の話を鵜呑みにしすぎです。

そのガラスコート業者の知識も疑わしい状態なのですが、責任を取るのはガラスコート施工業者と考えているのでしょう。

 

では、傷に対してどうすれば良いのでしょう。

純粋に傷を防止するにはフィルム施工しかありません。

また、フィルム施工に関してですが、当店は施工時 熱など加えて、フィルムを伸ばし施工することは一切ありません。

熱などを加え、伸ばして貼るフィルムは耐久性がありません。

極度に施工しやすいフィルムは一様に耐久性が低いという欠点を持っています。

知っておいてください。

当店はオリジナルの国産スーパーポリウレタンフィルム(SPフィルム)を施工します。

 

なぜボディをケアするのか、それは扱いに神経を使わなくなったり、洗車が楽になったり、最終的に車両を手放すときに価値が下がりにくくするためです。

H2はフィルムガードシステムを導入すると車体の価値が上がります。それは車両を手放すときも含めてです。

 

H2の銀鏡ボディは銀メッキの上にカラークリア(ブラック)を乗せています。

安易に研磨すると研磨した部分の黒色が抜けます。

ですから研磨はなるべくしない方が良い。

他のショップはパフォーマンスの為、いきなり研磨しています。

 

傷を気にしないで乗ったあと、研磨すれば良いという既存の概念はカラークリアの為、受け付けない可能性があります。

よって、傷が多数入った銀鏡H2は価値が著しく落ちると推測されます。

なるべく早期に傷に対するケアをする必要があります。

ご注意下さい。

 

長くなりましたが、今施工しているH2のお客様の画像です。

タンク施工完了しました。

 画像は背景の写り込みを少なくし、わざと見える様に撮影しております。

環境によっては注意してみなければ分からない仕上がりです。

興味のある方は是非ご覧下さい。

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この車両はフィルムコーティングフルセット後、

下回り(ホイール マフラー エンジン等)を電動温風塗装機で世間一般のアクアミカ系のガラスコーティングより濃度高めのガラスコーティングを施します。

 

手順としては

 

①中性ノンコンパウンド脱脂シャンプーで洗浄(Nシャンプー使用)

 

②フィルムガードシステム施工

 

③中性ノンコンパウンド脱脂シャンプーで洗浄(Nシャンプー使用)

 

④乾燥

 

⑤速乾強力脱脂剤 2種類を使い 主要パーツを脱脂

 

⑥各部マスキング養生

 

⑦ABAC製のガン&電動温風塗装機でアクアミカ系のガラスコーティングを施工

 

となります。

新車時でしたらキャンペーン期間中につき下回りガラスコーティング約2万円で行っております。

 

世間のバイクショップなどで行われる11万円以上するガラスコーティングの約半分ほどの内容になると思います。(電動温風塗装機を使用&ガラス剤濃度は高めです)

バイクショップでは11万円以上かかるようですが、当店はその作業料金の半分は技術 知識不足によるクレーム時の保険金だと解釈しております。

 

 

フィルム施工後のケアですが、

洗車は中性ノンコンパウンドのNシャンプーを使用。Nシャンプーは来月号のモトチャンプに掲載予定です

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洗車以外では、ポリウレタンフィルムは柔らかく、摩擦係数が高い為、汚れを寄せ付けやすいので、コーティング及び汚れ落としにはマジックガラスコーティングを使用します。

マジックガラスコーティングを使用すると、ポリウレタンフィルムの表面の摩擦係数を落ちますので、汚れにくくなる上、仮に汚れが付着した際も、その高い洗浄能力により、

汚れも落としながらコーティングも同時に行ってしまいます。マジックガラスコーティングは今月号のヤングマシーンに掲載予定です。

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