フィルムコーティング

ペイントプロテクションフィルム(PPF)とは

PPFとはポリウレタンが主成分でできており、対衝撃・耐摩擦能力等に極端に優れている透明度の高いフィルムです。

ほとんどのコーティングショップでは「ガラスコーティングで傷防止」と言いますが、
実際ガラスコーティングは傷防止になりません

「ガラスコーティングは汚れ落ちをしやすくするもの」です。
そこで「下地のボディを本当に守るペイントプロテクションフィルム(PPF)」を施工できる事が重要になってきます。

ガラスコーティングで傷防止という嘘を言って、PPFは施工できないコーティングショップは時代遅れといえます。

 

PPFを施工する必要性について

フィルム施工の目的は複数あります。
日常の乗車傷を防ぐという目的ももちろんありますが、「突発的アクシデント」を防ぐためです。

この「突発的アクシデント」とは
物がぶつかってくる事による傷
飛び石が原因でできる二次被害
があります。「物がぶつかってくる」それは想像通りのものです。「自転車などが倒れてくる」とか「飛び石」がぶつかる内容なので今回は説明を省きます。では「飛び石が原因でできる二次被害」とは、
一人でバイクに乗る人は被害に遭う可能性は低いのですが、複数台でツーリングに行くと、前走者が常に地面の小石を上に飛ばします。「飛び石」は後方に飛ぶ訳ではなく、「上に射出される」ものです。
つまり「飛び石は雨みたいな動きをしている」。
その飛び石にバイクが突っ込んでいくわけなんですが、全てがバイクの前方に当たるわけではありません。飛び石が体に当たり、
タンクと体の間に着地することがあるのです。
石がタンクと体の間でゴリゴリします。タンク+石+体 = ガチャガチャの傷この傷がつくとクリア塗装を飛び越える無惨な傷がつく可能性が高くなります。
もちろん研磨では取れないものです。太ももでつく時もあるし、お腹らへんでガチャ傷がつく時もあります。タンクに「うげ!」っという謎の傷がついた事を経験したことがある人もいると思います。
それは「飛び石の二次被害」かもしれません。
それらを事前にガードして、「研磨でとれない傷を未然に防ぐ」

同じような内容でPPFを施工した方が良い車両もあります。
それは「艶消し車両」です。特にタンクの部分は艶が出やすく、一度艶が出ると直すには再塗装や、部品交換しか手段はありません。
次のオーナーさんは艶消しの状態を維持できている車両と ツヤツヤの状態の車両 どちらを選ぶでしょうか?

「飛び石傷」も「日常乗車でつく傷」も防ぐそれが「PPFを施工することでバイクの最終価値を下げない」事につながります。

 

当店が使用するPPFの種類

当店はたくさんのPPFの耐久性実験をし、基本的に国産のフィルムを採用しております。
当店が使うPPFは主に3種類です。

SPフィルム(220ミクロン 自己修復機能無 汚れやすい UVカット無 透明度100 防御力100 日本製
スーパーポリウレタンフィルムの略
飛び石対策など。とにかく防御が必要な場合・柔らかいが汚れやすく傷が取れない。

SRフィルム( 220ミクロン 自己修復機能有 汚れにくい UVカット有 透明度90 防御力 70 日本製
セルフリペアフィルムの略
全ての部位に使用できます。

XPEL STEALTHフィルム(150ミクロン  自己修復機能無 艶消し 透明度20 防御力 40 アメリカ製
艶消し塗装の場合はこちらになります。値段は他のフィルムより高いです。

他のショップは貼りやすい外国製の150ミクロン厚のフィルムを使用する事がほとんどです。(しかもそれ1種類しか使用しない 外国産フィルムは透明の物で透明度90 防御力50ほどです)

 

日本産と外国産のPPFの違い

当店はメインで日本製220ミクロンPPFを使用します。
理由として、220ミクロン厚の日本製PPFの方が150ミクロン厚の外国産PPFよりも透明度が高いという事、
柔軟性に富んでいる為、耐キズ性能も比べ物にならないほど高いからです。

しかし、日本製フィルムはその厚み、柔軟性により、「施工性」が極端に落ち、高いスキルを要求してくるフィルムと言えます。
当店は「3Dスキャン」「2Dカット」の3Dフィルムコーティングやその他技術により、それをカバーしています。

外国産フィルムの飛び石耐久は時速150Km/hほどが限界ですが、
日本製のフィルムは時速220Km/h ほどまで耐久します。
(他のホームページで海外製のフィルムは○○Km /hまで耐久と説明がありますが、間違えです)

日本製フィルムと外国産フィルムの耐久性の違いは下の動画を見れば一目瞭然です。
PPFを施工できる他のショップのフィルムを知っておいた方が良いと思います。

外国製のフィルムキットなどは価格は安いですが、品質は最低レベルで日常使用でつく傷は耐久しますが、立ちゴケや飛び石傷の耐久性は猛烈に低いです。
(転倒傷防止などとんでもない誇大広告をしているものもあります。キットで格安の物の防御力は50以下とお考えしてくださっても差し支えありません)

 

 

PPFが目立ちやすいボディ色

PPF施工後、厚みがあるため、境目に汚れが溜まる場合があります。
汚れは基本的に濃い灰色なので、白いボディは黒い線 黒いボディは灰色の線のように見えます。
また、PPFは石油を練って作られているため、紫外線や熱で徐々に黄変してきます。(従来からあるフィルムより格段に黄変しません)
フィルムの境目が目立つボディ色、目立たないボディ色があるので、下記に明記します。

上に行くにしたがって目立つとお考え下さい。

●白ソリッド
●白パール
●イエローソリッド
●イエローパール
●グリーンソリッド
●レッドソリッド
●ブラックソリッド
●ブルーソリッド
●グリーンパール
●レッドパール
●ブラックパール
●ブルーパール
●艶消し
●ミラーコート
●カーボン

白ソリッドは特にPPFが目立ちます。
ですので、フィルムをたくさん貼るより絶対的に擦れが生じてしまう部位にピンポイント的に入れる方法をお勧め致します。

 

PPFの貼り換え時期 耐熱 注意点

PPFはボディの上に置く犠牲膜で洋服みたいなものです。
貼り換えは必ず必要になります。

貼り換え推奨は施工から3年となります。
5年使用したから剥がれなくなるという事はありませんし、
問題は生じないと思われますが、ご参考までによろしくお願いいたします。

 

耐熱は約120度 真夏の直射日光が当たる黒いボンネットの温度が限界参考部位とお考え下さい。
温度が上がるにつれて粘着剤もゆるくなりますのでその点もご注意ください。

注意点として

●有機溶剤に弱い
有機溶剤のガソリンやパーツクリーナなどには特に弱いので、付着後はゴシゴシこすったりしないように気を付けてください。

●摩擦熱に弱い
人間の皮膚もそうですが、地面に落ちている砂などで皮膚をこすっても痛くありませんが、
靴の裏の角などで素早く擦った場合に火傷するのと同様に、フィルムも柔らかい物が強く押し付けられて擦られると傷が入ります。
PPFは人間の皮膚に近いものとお考え下さって結構です。

 

PPF施工はラッピングよりも難しい

ラッピングというボディのカラーを変える手法があります。

ラッピングはドライヤーなどの熱で収縮したり、伸びたりするフィルムを使って貼ります。
収縮・伸びを簡単に行えるために複雑なボディ形状に追従することができます。
ただし、ラッピングフィルムは衣類が触れるような擦れには対応できますが、それ以上は全く耐久しません。

対して、PPFはある程度伸びはしますが、収縮しません。
収縮しないので施工はとても難しいです。

また、ラッピングフィルムは不透明なので、熱を加えすぎても、下地に失敗があっても目につきませんが、
PPFは透明であることが重要なので、熱を加えすぎて接着剤が変色したり、下地が汚かったり、ごみなど一切許容しません。

よって、ラッピングフィルムに対してPPF施工は難易度が高いと言えます。
ただし、ラッピングフィルムはデザインセンスが重要になりますので、それらはPPFよりラッピングの方が上だと思います。

 

PPF施工はガラスコーティングより高価

PPFの施工はガラスコーティングより値段が高いです。(他店はガラスコーティングが当店のPPF施工並みに高いです
何故ならガラスコーティングは基本的に目に見えないために、失敗という事がかなり少ないです。

また、原価が非常に安いという事もあげられます。
ガラスコーティングの原価はタンク一つで約5円~1000円ほどです。(他店の値段も含んでおります)
対してPPFの原価はタンク一つコーティングするのに5000円~10000円ほどはかかります。
約10倍ほどPPFの方が原価の時点で高いというわけです。

また、フィルムは施工が100%成功するわけではなく、完成後も目にはっきりと目に見える為、
リテイクというやり直しが発生する可能性があります。

ガラスコーティングは下地処理して施工するだけですが、
フィルムは型を作る時間も必要ですし、施工時間も長いです。
当店に比べて他店はアナログ施工のため、2倍から3倍フィルム施工に時間がかかります。
よってフィルム施工も当店に比べて他店は1.5倍~2倍高いです

ガラスコーティング フィルムコーティング
原価 5円~1000円 5000円~10000円
施工時間 20分 2時間

上記はガソリンタンク施工の価格です。 フィルム施工はリテイクがある場合はさらに時間がかかります。

結果として簡単に施工できるガラスコーティングで儲けようと嘘をつくショップが多数出るわけです。
逆を言うとフィルム施工に積極的なショップは頑張っているショップといえます。
当店はそのフィルム施工をさらにリーズナブルにできるシステムを探求しております。

 

PPF施工後ボディの扱い方

従来のノーマルボディと同様の扱い方で問題ありません。
洗車も「中性・ノンコンパウンド」のシャンプーであれば全く問題ありません。
洗車後の水滴もエアーガンで吹いてもらって大丈夫です。(艶消しPPFを艶消しボディに施工した場合を除く)

 

PPFのデザイン・貼り方

PPFの貼り方は
とにかくボディに貼ってから切り取る
型を作って貼る
の2通りがあり、

とにかくボディに貼ってから切り取る」方法は、
ボディの上でカッターを当て、カットする「カッター技法
ボディとフィルムの間にナイフテープを仕込んでおいて、貼った後フィルムを下から切る「ナイフテープ技法」があります。

型を作って貼る」方法は
アナログで採寸し、型紙を作る「型紙」タイプと
3Dデジタイザ・スキャナー等でデジタル採寸し、データを構築する「3Dフィルム」タイプがあります。

ほとんどの他のショップの施工方法は70%くらいの割合で「カッター技法」を使い施工し、それ以外の30%ぐらいを「型紙」を使用して施工します。

当店は95%が「3Dフィルム」で型を作り、4%くらいを「カッター技法」1%くらいを「ナイフテープ技法」で施工します。

どの手法も長所 短所があります。
以下に明記します。

 

カッター技法(とにかくボディにPPFを貼ってから切り取る)


とにかく貼って余分部分をカッター等を使用し、ボディ上で切り取り・除去する施工方法です。
長所
時間がかかる型紙作成をしなくてよい(早い)
範囲関係なく、対象物にフィルム柔軟性を考慮できる範囲まで貼れる
技術があれば見た目は非常に良く施工できる

短所
下地のボディを傷つける可能性が常にある(傷はフィルムを剥がした時に判別できる)
コーナーなどのRが綺麗に出せない
左右対称にフィルムを施工できない
施工面積以上のフィルムが必要になるので、フィルム使用量が多い
フィルムに熱や伸ばしなどの負荷を与える為、後日フィルムのカットライン位置が1mmほどずれる可能性がある
フィルムに熱や伸ばしなどの負荷を与える為、フィルムの耐久性が落ちる

データーをパソコンで保存できない

施工対象パーツ
他店:タンクや外装などほとんどのパーツに施工します。
当店:目立たないパーツ お客様の許可をいただけて作業スピードを要するパーツ カーボンアンダーカウル・インナーフェンダなど

参考動画(韓国の会社みたいですが、カッターナイフキズがボディに付きまくっていると思われます)
カッターナイフ技法

 

ナイフテープ技法(とにかくボディにPPFを貼ってから切り取る)

ナイフテープというものをボディに先に貼っておいてその上からPPFを施工し、フィルムの下からワイヤーを使い、PPFが切れるというものです。

一見万能のようですが、やはり長所・短所があります。

長所
時間かっがかかる型紙作成をしなくてよい(早い)
範囲関係なく、対象物にフィルム柔軟性を考慮できる範囲まで貼れる
技術があれば見た目は非常に良く施工できる
下地を傷つける可能性が無い

短所
ナイフテープはボディの端になればなるほど貼れない
ナイフテープが大きいRしか描けない(角丸処理などができない)
コーナーなどのRが綺麗に出せない
左右対称にフィルムを施工できない
施工面積以上のフィルムが必要になるので、フィルム使用量が多い
フィルムに熱や伸ばしなどの負荷を与える為、後日フィルムのカットライン位置が1mmほどずれる可能性がある
フィルムに熱や伸ばしなどの負荷を与える為、フィルムの耐久性が落ちる

データーをパソコンで保存できない
ワイヤーでちぎるようにカットする為、カットラインがギザギザで綺麗ではない

施工対象パーツ
車のボンネットやフェンダーなど直線もしくは大きなRを描く部分

 参考動画

ナイフテープ

 

型紙(型を作って貼る)

①ボディに和紙またはポリウレタンフィルムを置き、ペン等で下書きする。
(当店は和紙ではなく、ボディを追従するポリウレタンフィルムで過去に型取りしておりました)

②転写台に上記フィルムをを置き 透かして紙にさらに写し取ります。

③こうして型紙を作り、実際のフィルムを切る作業が「型紙」です。

長所
下地を傷つける可能性が無い
型が出来上がればフィルムを無駄なく使える
データーをパソコンで構築 保存できる
左右対称にフィルムを作ることができる

短所
時間がすごくかかる
型を作るのにリテイクを何度もしなければならない
型をつくるのにフィルムが大量に無駄になる
型を作る技術が出来上がりを左右する

 

データー実現性(型紙と実際貼った際の誤差)
約70%

 

施工対象パーツ
全て

 

群馬県のフィルム施工ショップが行った型紙でのフィルム施工のブログです。
技術が無いショップはこういう事になります。
無残なH2

 

 

 

 

3Dフィルム

コーティング予定のバイク

コーティング予定のバイク

3Dスキャンした画像

3Dスキャンした画像


ボディを3Dデジタイザでスキャンし、パソコンでデーターを構成・3D→2Dに変換 2Dデーターをカットラインに変換
ボディに貼ると3Dに戻るという世界初の手法。
実際のボディ(大きい面積や複雑な形状)に対して約95%~97%ほどの実現性をもってフィルムを展開します。
参考までに型紙は実現性は70%ほどなので、 4回くらいリテイクしてやっと3D採寸に追いつく形です。
もちろん時間もコストも膨大にかかるので、フィルムを施工できるショップでもコストに見合わないため、通常は4回もリテイク作業をしません。
ほとんどのコーティングショップがPPFに手を出さないのもこれが理由であり、
手を出していても小面積で、なおかつ高額という内容になってしまいます。

長所
下地を傷つける可能性が無い
型紙作成に対して圧倒的に早い
型ができればフィルムを無駄なく使用することができる
データーをパソコンで構築 保存できる
左右対称にフィルムを作ることができる

短所
フィルム作成時に 高度な知識 技術を要する
測定機械・構築機械が高価

 

データー実現性(型紙と実際貼った際の誤差)
約95~97%

 

施工対象パーツ
全て

 

画像のMVアグスタのタンクサイド(太ももが当たる部分)は3D技術を使用すると、計測から切り出しまで20分くらいでなおかつ1回で終了します。

コーディング施工元の写真

コーディング施工元の写真

3D計測するとこのような感じです。(タンク以外も入っていますが)

3D計測するとこのような感じです。(タンク以外も入っていますが)

2Dにするとこのような感じです。これを機械で切って貼ると3Dに戻ります。

2Dにするとこのような感じです。これを機械で切って貼ると3Dに戻ります。


ここから下

下はここから

上はここまで

上はここまで


後ろはここから

後ろはここから

前方方向はここまでカバーしています。

前方方向はここまでカバーしています。


これを和紙などで採寸すると1時間以上かかり、なおかつカウル形状に合わない状態で終了します。

和紙などで型紙採寸するのと3Dデジタルスキャン採寸の精度・時間を比べると「洗濯板と洗濯機」くらいの違いがあります。

DSC00786

フィルムを施工すると長所短所ありますが、基本的にキズに飛躍的に強いボディと変化します。
ガラスコーティングとは比べ物にならないほど性能は高いです。
偏った性能かもしれませんが、対傷では最高性能のコーティングだと思ってもらっても構いません。

 

3Dフィルムコーティングはオートクチュールと同様

3Dフィルムコーティングに関してはお客様のデータを作成するワンオフ作業となりオートクチュールのような扱いになります。
他店のようにPPF貼り換え時に形が変わる 出来上がりが変わるという内容は極力起こさないようにするためのデジタルデータです。
最高級のコーティングとお考えいただいても相違はありません。

 

カワサキ 2015 ninja H2

カワサキ ZRX1200DAEG

カワサキ 2017 ZX14

ヤマハ 2017 YZF R-1M

ヤマハ 2017 YZFR-6

DUCATI 1299 スーパーレッジェーラ

DUCATI 1199パニガーレ

BMW 2016 S1000RR

BMW K1300S

ホンダ 2017 CBR1000RR SP-1

ホンダ VFR800F

ホンダ 2017 CBR250RR

MVアグスタ 2015 F4

アプリリア 2016 RSV1000ファクトリー

BIMOTA TESI3DC